巻頭vol.38 2025年10月号

我が家から広島電鉄宮島線で一駅のところに「宮島ボートレース場」があります。僕が宮島ボートレース場から連想するのは、『仁義なき戦い』(この映画シリーズのDVDを持っています)のみ。写真の左上の沿岸部の白い線で囲まれた部分がボートレース場、その左下が宮島口フェリー乗り場、右下が宮島になります。僕が住んでいる所もこの写真の中にあります。

我が家のある団地はとても静かな場所ですが、時折、競艇と2号線を走る暴走族と米軍飛行機およびヘリの爆音が聞こえるというヘビメタな環境が出現します。

この宮島ボートレース場に2週連続で遊びにいきました。場内には立派なホールがあって、競艇関連のイベントには全国的な知名度のある芸人やタレントが出演してトークショーやお笑いライブなどを見せてくれます。競艇関係以外では体験型のイベントや、フリーマーケット、神楽などの催しもあるようです。

僕が行ってみたのは、「佐久間宣行のNOBROCK TV」でブレイクしたタレントの福留光帆のトークショーと、ココリコ田中直樹と宮島水族館の館員の瀬戸内の海洋生物と環境についての話でした。来週は、「どぶろっくお笑いライブ」があります。競艇があるときは入場料100円、ないときは無料で、エアコン・トイレ・レストラン・カフェ・コンビニ・休憩室完備で様々なイベントが行われる場所を近所で見つけてしまいました。 

所長 大谷雅憲

最近、Chat GPTをよく使うようになりました。ちょっとした調べ物を手際よくまとめてくれるので重宝しています。ただ、間違った答えでも自信満々に返してくるところはなかなか怖い。また、同じ問いでも聞き方によって異なる回答が返ってくることがあり、今後、こうしたAIとの付き合い方の教育は必要不可欠だろうと思います。

話が飛ぶようですが(じつは飛ばない)、先日、町内会の役員会議で、「年末もちつき大会開催」の提案が長老方から出されました。しかも、「ぜひ若手(と言っても40〜60代)に先頭に立ってやってもらいたい」とのリクエスト付き。若手組の一人である私は諸先輩方と極力目を合わせないようにしてやり過ごしたのですが、その間にご町内でもとりわけ人望の厚い五十代の方に白羽の矢が立ちました。「もちつき大会とか、やったことないですよ〜」と訴えていらっしゃるその方に先輩はご自分も経験がないとおっしゃっいつつ、「ま、ChatGPTで調べてみたらいいんじゃないですかねえ」とのアドバイス。こんなところにまでAI の影響が及んでいるとは…。世の中の動きが加速して感じられる会話でした。

代表 佐々木真美