巻頭vol.28 2024年12月号
10月末に昔の生徒と宮島観光をしました。15年ほど前の生徒で出産前の大きなお腹を抱えて「お母さんになる前の最後の一人旅」の途中に寄ってくれたそうです。僕は二週間後に足の血管の詰まりを取る手術をする予定でしたので、出産前と手術前の足元のおぼつかない二人組という組み合わせができました。
血管の詰まりを取る手術は去年に続いて2度目になり、これで詰まりはなくなりました。おかげで歩くことに支障がなくなっただけでなく、全身の痺れや痛みも取れて、すっきりとした気分です。
9月29日にアボカドの種に少し切れ目を入れて小さなビンに入れて水耕栽培を試みました(左)。根が出てくると、少し大きめのビンに移し替えて、液体肥料を加えます。芽が出てきたので日当たりのいい場所に移動しました。右の写真は11月29日現在のアボカドです。
左の写真は、8月に食べたパイナップルの葉の部分をくり抜いて植えたものです。自分が成長しなくなったものだから、「本来ならば捨てるはずのものを手当たり次第成長させてやろうじゃないかスイッチ」が入ってしまったようです。
大谷雅憲
最近、わが家(=ACT教育ラボ)の固定電話に怪しい電話がかかってくるようになりました。防犯対応の自動音声にしておくとそのまま切れ、電話に出ると、「廿日市市内の学習塾様のXXXを〜していて変な勧誘じゃないですけどXXXで〜」と意味不明な文言をまくしたてるのです。まるで留守か在宅かを確かめているかのよう。
うちは電話番号と住所をHPやGoogleのビジネスプロフィール(こちらはストリートビューで家の外観までわかる仕様。これ、やめてほしい…)で公表しているため、さすがに薄気味悪くなって廿日市市警察に電話で相談しました。だがしかし…、担当者はすこぶるのんきに、「相手がわからない電話には出ないようにしたらどうですか」などとのたまう。いや私が心配しているのは電話勧誘によるサギとかではなく、留守だと思われて空き巣に来られて、それが転じて強盗になる、とかなんだけど。在宅の高齢者が狙われている最近のニュースを知らんのか? と言いたい気持ちをグッと抑えて、「変な人が来たら怖いので」と伝えたら、「うちの中から鍵をかけてドアを開けなければいいですよ」と来たもんだ。強盗が戸口まで来てるのに? バールでガラスを割って侵入されるかもしれないのに?
ということで、ネット上で簡単に閲覧できる情報からは電話番号や地図を外すことにしました。日本も物騒になったなと思うと同時に、「狙われる高齢者」の枠に入りつつある我が身をしみじみ感じた次第です。
代表 佐々木真美