KLスカラン 母のぼやき 第15回

複眼で見るマレーシア「マレーシア人の好きなモノ:猫と...」

マレー語で猫はクチンです。サラワク州にはクチンという街があり、猫博物館があります。KL市内にもJalan Kuching (猫通り)という幹線道路があります。イスラム教の影響もあるのでしょうが、マレーシアは犬派よりも猫派が優勢、スーパーのぺットフード売場を見れば一目瞭然です。

もうふたつスーパーで感じるマレーシア人の好きなモノ、ココナッツミルクとコンデンスミルク。

ごく普通のスーパーのごく普通のミルク缶陳列、ココナッツミルク陳列です。

フレッシュミルクではないこのミルクたちに私は南国を感じます。ちなみにココナッツミルクはマレー語でSantan、ココナッツはKelapa、ミルクはSusuなのに、Kelapa Susuじゃなくて、Santanという固有の単語が一個あるってことはマレー半島の生活に欠かせないものだということなのかな。

ママックでは猫とおじさんは対等どころか、猫の方がちょっと格上です。この猫はおじさんの猫ではありませんが、相席しています。ねこは無料で相席相手を選べますが、ヒトは相席猫を選べません。ごろにゃーん。

ライター:KAYAの母 2020年より夫娘とともにマレーシア生活約5年。ときに鋭く、ときにゆる〜く、話題に切り込みつつ、ぼやいています。