大学入試小論文・準備コース

対象:インター校10・11年生/高校1・2年生

将来日本の大学に進学を希望するインター校生および教養を深めたい高校生を対象とした、小論文の基礎力を養う講座です。

【小論文を書くために必要な3つの力】

⚫️理解力――読解力とテーマを把握する力

⚫️発想力――価値あるテーマや切り口を設定する力

⚫️思考力――テーマに対して自分の意見の論拠を掘り下げる力。論拠を支える事実や経験を見つけ出し、論理的に構成する力。

小論文はそうした土台の上に成り立ちます。このクラスでは、さまざまなテキストを利用して大学入試に必要な知識を身につけながら、上記の「力」を養っていきます。

◆これまでの授業テーマ

「ゲーテッド・タウン~格差社会」

「感情移入と他者理解(早稲田大学)」

「経済学と人間の心(宇沢弘文 /一橋大学)」

「立ち上がれ日本人(マハティール・マレーシア元首相)」

「子どもの笑顔量(関西学院大学)」

「夏のキャンプ」画像読解

「スティーブ・ジョブズのスピーチ」

「SDGsと共生社会」

「日本が世界に誇れると思うもの」

「桃太郎〜鬼とは何か」

「焼却炉(IB日本語 Final Exam Paper-1 Standard Level 2017)」

ACT 教育ラボを開設してからの授業テーマをランダムに並べてみました。ご覧になるとわかるように大学入試問題だけをやっているわけではありません。たとえば、「立ち上がれ日本人」はマレーシアがなぜルックイースト政策を採用したのかをマハティール元首相本人が語った内容です。データだけではなくマレーシアと日本との深いつながりを知ってほしい。準備クラスだからこそできる内容です。

IBディプロマ取得を考えている生徒にも対応しています。Final Exam の過去問題にも取り組むことでIBがどのようなものであるのかをイメージしやすくなります。IB日本語はいわゆる 「国語」のテストとは違う。求められるのも「正解」や「読書感想文」ではなく、分析と批評です。 このような授業を通して、インター校に通う日本人だからこそ深めたい日本語力をつけるのが「小論文準備クラス」です。