KLクナンガン*by KAYA 第8回
*KL memories (KL追想)の意
地球の暮らし方A面「いろいろありすぎ日本の夏、の巻」
みなさん、お久しぶりです。最近いかがお過ごしでしょうか? 私は大学の夏休みが始まったにもかかわらず、暑さで精神をやられダラダラと時間だけが過ぎていってるという感じです。
これまでKLクナンガンを書いていない期間、本当にいろんなことが起こりました。中間試験に始まり、成人式の前撮り、友達関係での悩み、サークル、そして期末試験。遊びに行けば警察のお世話になり人生初パトカー乗車、友人と喧嘩、サークルで本当の暇人を目の当たりにし、みんなそれぞれ悩んでいるのだなと感じた数ヶ月でした。
あと、友達ってなんのために友達になるんだろうと考えたりもしました。毎回自分のことしか話さない、違う話をしても結局自分のサークルとか彼氏の話に戻されて、同じ話を聞かされるのがつまらないな、私の話も聞いて欲しいなと思ってしまいます。正直、友達だと思っている人たちを無自覚に消費・利用して、自分の人生だけを豊かにしているようにしか見えません。昔映画でものすごく性格の悪いギャルが言っていた「友達は利用するもの」というセリフが清々しくて記憶に残っていますが、無自覚なのは中途半端でたちが悪い。でもその子は他の友達とは関係が良好そうなので、これって私がわがままなのかなとも考えたり、その子が羨ましかったり。一体友達ってどんな存在の人のことを意味するのですかね…?


また話は飛びますが、期末試験やばかったです。世間は大学生なんて勉強しないなんて言いますが、それは嘘。私の学部は必修が多く、内容も高度で普通に勉強しないと単位を取れないです。国際関係論とかいう授業に行かなくてもレポートを書けば単位が降ってくる神授業もあったけど、ミクロ経済とゲーム理論が本当に恐ろしかった。この二つのクラスは生徒を落第させるのが好きらしい先生が受け持っていて、毎年生徒の40%が落単するやばい授業です。ゲーム理論初回では、3回も落第して単位を懇願している生徒が登場して教室内でザワザワが止まらなかったです(今回も落第したら留年確定だね)。
そして…、私は人生で初めての落単を経験しました。しかもこの2つの授業以外で。完全に努力不足です。これからゼミにも応募するのに何やっているんだっていう感じです。ちなみに、今回の試験は前回ほど寮の友達が勉強しようってしつこく誘ってくることはありませんでした。誘われた時もあったけど、大人数でいるのは私の性に合わないみたいで結局自分で勉強していました。やっぱり私はわがままだなと少し思いました。
そんなこんなで試験が終わり、来学期から2年生になるということで(通常3年から入るけど秋入学の学生は2年後期から入れるため)、ゼミオリと呼ばれる学部主催のゼミオリエンテーションに参加してきました。ゼミの数が多すぎて回りきれなかったけど、ゼミ生が直接説明してくれるから情報大収穫でした。ありえないくらいやる気がないゆるゆるなゼミもあれば、体育会系くらいガチなゼミもあってびっくり。やる気ゼロのゼミは説明することもあんまりなさそうで、説明会の最後あたりは楽単について話しましょうみたいな感じで(私にとって)最高でした。

ちなみに私の観察からは、ゆるゼミには資格試験(弁護士や会計士資格)の勉強をメインにしたい人のためのゆるゼミ、本当にやる気がない人のためのゆるゼミ、の2パターンあるということが分かりました(かと言ってそんなゼミでもきちんと勉強する時は勉強してるし、内容も難しそう)。後者のゼミはまさしく私のためですね。他にも、学部の専攻である政治と経済に興味がない学生のためにそれ以外を勉強するゼミがちゃんとあって、受け皿が広いなと感動しました。ゼミというと就職実績の良い優秀なゼミに入るために頑張る人も多いらしいですが、優秀な人は優秀なゼミに入れる、そんな人が集まるから就職実績も良いだけであって、結局はゼミの力というよりは自分の努力次第なんて話も聞きました。それも一理ある。私個人的には、やる気ゼロのゆるゼミか、自分が勉強したかったマレーシアについて勉強できそうなガチと普通の間のゼミでとても迷っています。2年間所属すると思ったら、かなり大事な決断な気がして決められません。誰か助言下さい。